Engine


  S2000
形式 K18 K18 F20C
シリンダー形式 水冷直列4気筒 水冷直列4気筒 水冷直列4気筒
総排気量 1796cc 1796cc 1997cc
ボア×ストローク 80.0×89.3 80.0×89.3 87.0×84.0
圧縮比 10.5:1 10.5:1 11.7
エンジンマネージメント MEMS1.9 ロータスK4 PGM−F1
最大出力 120ps 122ps 250ps
最大トルク 17.1kgm 22.2kgm


コメント

 新旧比較すると、データ的にはほぼ変化なしです。
 マネージメントを変更していますが、ほぼ同じと思っています。
 データ以外違うのが、カムカバーをプラスティックに変更してノイズの低減と書いていますが、コストダウンかな?
 大きな変更はスロットルボディーの変更です。多分、吸入効率は上がっていると思います。
 
 S2000のエンジンと比べると、比較になりません。わずか200ccの違いでこんなにもパワーが違うのかって感じです。エクシージは同じエンジンですが、いろいろとモディファイをし、また内面加工やらマネージメントの見直しで200ps近く出力が出ていますが、街中でどれほど使用出来るのか、疑問です。
 そう、考えるとS2000のエンジンは素晴らしいですね。
 S2000で問題なのが、やはり車重からくるエンジンへの負担です。Sがもっと軽ければ、もっとエンジンも生きてくるのに、これが非常に残念でたまりません。
 確かに、250ps。実質225psくらいですが、トルクが足りないので1240kgの車重は負担です。
 エリーゼのエンジンはなんてことんもないエンジンですが、軽さのおかげで充分なのですね。現在のF1を見てもエンジンも大事ですが、車自体の性能が重要視されていますよね。エンジンを生かすも、殺すも車次第です。
 エリーゼに160や150ps以上のエンジンが装着されたら、サーキットではS2000は相手にされないと思います。そのくらいボディーが大事だんですね。
 


参考資料


AUTO jumble、S2000カタログ