旧 | 新 | S2000 | |
タイプ(フロント) | ベンチレーテッドディスク 2ピストン固定式キャリパー |
ベンチレーテッドディスク 2ピストン固定式キャリパー |
ベンチレーテッドディスク |
タイプ(リア) | ベンチレーテッドディスク シングルピストン スライド式キャリパー |
ベンチレーテッドディスク シングルピストン スライド式キャリパー |
ディスクブレーキ |
ディスク外径 | 282.5 | 288 | / |
パット | ブレンボ製 | GM製 | NONDA製 |
コメント
新旧を比較すると、構造は全て同じで特に変化はありませんね。ハブの見直しにより、径が弱冠大きくなったようです。 キャリパーはクロスドリルドタイプになって、冷却効率を上げていると思います。 旧型の初代はローターがアルミ製で1輪あたり、3kgも軽かったそうです。ELISE Uでもう一回これに戻るのか期待した部分があったのですが、これは却下されたようですね。 もともとは、コストの関係もあるでしょうが、サーキットではクラックが入った例があるらしく、途中から普通の鋳造に変えられたようです。 クラック等は非常に危険な部分なので、これは最善策だと思います。 |
S2000と比較しても、Sは1ピストンなので、かなり真剣にELISEは考えていると思います。 1ピストンよりも、2ピストンの方が安定しますからね。 それに、ELISEは補助サーボもないので、比べようがないですね。とにかく、ダイレクト感を大事にしているのが、ELISEです。それに軽いから負担も少ないしね。 ともかう、ELISEは全てにおいて軽さが全てですね。 GTRなんか、あんなに立派なブレーキが装着されているのに、全然駄目ですのもね。 |
ブレーキのバランスの話を少し。 車の重量配分ってありますが、フロントヘビィーは負担が多いのは理解出来ますのね。荷重がかかるから、それだけ負担が来るのです。 だから、軽い車のレース用のパットは重い車のミニサーキット用くらいのもので充分なのですね。 世界で一番ブレーキが素晴らしいのがポルシェです。ポルシェはリアが重いので重量配分は39:61だったかな?ところが、ブレーキの最中は荷重がフロントにかかり、50:50かは知りませんが、非常にバランスが良くなります。逆に、S2000のように重量配分が最初から50:50だと、フルブレーキ時は60:40とかになり、リアが軽くなり、不安定な部分が出てきます。 これに対して、ELISE Uはミッドシップと言いながら、かなりリアが重たい車なので、やはりブレーキは非常に良いと想像出来ます。 それに、軽さが加われば、それは凄い突っ込みが出来るのはと想像してしまいます。 RRのようなブレーキとMRのコーナリング。想像しただけで、わくわくしてきました。 |
参考資料
AUTO jumble、S2000カタログ |